中小企業診断士は、非常に難易度の高い資格として知られています。反面、ニーズの高い資格でもあり、取得を目指す人は少なくありません。

合格率はたった7%程度の資格試験だけに、覚悟をもって勉強する必要があります。

中小企業診断士の難易度や合格率、勉強方法、他の資格と比較して難しいかどうかなどについて紹介します。

中小企業診断士の難易度、合格率は?

中小企業診断士試験の難易度は、どのくらい高いのでしょうか。なぜ難易度が高いのか、合格率も含めて見ていきましょう。

口述の二次試験まである資格

中小企業診断士の試験には、一次と二次があります。一次は筆記試験ですが、二次試験は筆記と口述です。二次試験の口述まで進むとほぼ100%の合格率ですが、全体の合格率はたった7%程度です。

一次試験では26%だった合格率が二次試験の筆記で19%にまで落ち、二次試験の筆記に合格した実力があれば二次の口述試験にも合格できるということは、二次試験の筆記にクセがあるとうかがえます。ともあれ、三段階に分かれた試験は緊張感を伴い、勉強にも多くの対策をしなければなりません。

一次試験合格者は翌年二次試験を受けてもOK

中小企業診断士試験は、一次試験と二次試験を2年間に分けて受けることもできます。1年目に一次試験に合格すれば、二次試験は翌年まで持ち越すこともできるのです。もちろん、1年で全試験に挑戦することもできます。

2年かけて試験に挑戦できるのは、難易度や出題範囲が広い試験には有利です。特に中小企業診断士の試験は三段階に分かれていますから、二次試験対策を翌年に持ち越すことができれば余裕を持って対策できます。

このため、例年、二次試験申し込み者数は一次試験合格者数より多いのが特徴です。一次試験より二次試験の筆記のほうが合格率が低くなるのはこのためでもあります。

ミドル層と専門性のある職業人の受験が多い

中小企業診断士試験に挑戦する人には幅広い年代の人がいますが、合格する人が多いのは30~50代です。

極端に低いわけではないものの、20代の受験者の合格率はもっと上の年代に比べて低めになっています。

これは、合格している人に中小企業診断士に関係する専門的な職業に就いている人が多いからでもあるでしょう。仕事で既に関連する知識があるからこそ、合格するだけの力をつけやすい面もあると考えられます。

中小企業診断士は他の資格と比べると難しい?

中小企業診断士試験は他の資格と比べて難易度が高いかどうか、合格率や体験者の意見を含めて紹介します。

難易度で比較されやすい中小企業診断士と社会保険労務士

その仕事内容は異なるものの、難易度が似ているためか比較されやすいのが中小企業診断士と社会保険労務士です。

単純に合格率で比較してみると、中小企業診断士のほうが低い数値を示していますがどちらも4~6%台とかなり低いことがわかります。

年度によっても大きな差が出やすい資格で、特に社会保険労務士の試験にはバラつきが目立ちます。ともあれ、中小企業診断士のほうが難易度が高く、それだけに専門性の高さや実社会での活躍度に期待度が大きいです。

出題範囲はどちらも広い

中小企業診断士は知識のほかに思考力や社会常識が役に立ちますが、社労士は知識が勝負となると思ってください。

引用:ヤフー知恵袋

中小企業診断士と社会保険労務士の試験では、簿記試験2級の範囲で共通点があるものの他の範囲は異なり、それぞれに出題範囲が広いという特徴があります。

社会保険労務士はより多くの知識を学んでおくこと、中小企業診断士は思考力なども問われると認識しておいたほうがよいでしょう。

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間は?

中小企業診断士試験に合格するために、勉強時間はどのくらい必要か調べてみました。

一次試験には700時間以上で対策

1次に限ったことを言えば700時間~1050時間ぐらいが平均ではないでしょうか?(1科目あたり100~150時間程度)

引用:ヤフー知恵袋

個人差もありますが、中小企業診断士試験に合格した人の中には一次試験対策として700~1000時間程度を割いたという人が少なくありません。

これは、他の難易度の高い資格試験と比較しても多いほうです。ただし、このくらいの勉強時間でも合格ラインギリギリとの説もありますから、心配な場合はもっと時間に余裕を持っておいたほうがよいでしょう。

二次試験の筆記対策は300時間以上

ここが最大の難関ですね。勉強時間は300時間~無限です。

引用:ヤフー知恵袋

二次試験に1年目で合格するとなると大変ですが、2年目に持ち越すこともできます。翌年受験する場合は、勉強にも余裕ができるでしょう。

300時間はほしいといわれますが、その数倍時間をかけてじっくり確実な力をつけて必ず合格するつもりで勉強することをおすすめします。

というのも、二次試験を2年目で逃したら一次試験の分の努力も不意にしてしまうからです。

数年かけて勉強する人が多い

平均すれば2~3年位かかる人が多いでしょうか

引用:ヤフー知恵袋

中小企業診断士試験には一次と二次を2年かけて受験する人もいますが、一次試験を科目別で受験する人もいます。

せっかく一次試験に合格しても、二次試験で失敗して翌年などにチャレンジし、5年以上も受験勉強をしているという人もいます。ただ、平均的には2~3年かけて勉強して合格している人が多いようです。

中小企業診断士の勉強法はなにがある?

中小企業診断士試験の勉強法にも、いくつかの方法があります。主な勉強方法について、特徴やメリット・デメリットを見ておきましょう。

独学

中小企業診断士試験は、数年かけて合格を目指す人も珍しくありません。独学で合格している人もいて、自分流の学習法でマイペースに進められるのがメリットです。

ただし、独学で合格している人には、通信講座や予備校を利用した人よりも多くの勉強時間を割いている人のほうが多いようです。

余裕をもって勉強時間を確保しておいたほうが、合格を目指しやすいかもしれません。

通信講座

通信講座のメリットは、独学に近い勉強方法をしながらアドバイザーを得られる点です。中には、個別に添削指導してもらえる通信講座もあります。

自分の学力や弱点を教えてくれる通信講座もあり、スケジュール管理が苦手な人はこのような通信講座を利用するのも一案です。

独学よりは費用がかかる勉強法で、終了期限があったり、教材や講師との相性がある点はデメリットになる可能性もあります。

最近の通信講座では、予備校並みの講義動画を提供していることが目立ちます。何度も再生して視聴できる点、予備校のように置いていかれてしまう心配がありません。

予備校(もしくは通う形態のスクールなど)

予備校のメリットは、通うだけで勉強に集中できる点です。効率よく学ぶ方法を教えてくれるので、合格率の高さにも期待できます。

ただし費用は通信講座よりも高いことが多く、通いたくてもお金がなくて通えないという人もいるでしょう。

講義を聞き逃すと内容についていけなくなる恐れがある点も、デメリットになり得ます。積極的に講義に参加することで、大きなメリットを得られる勉強法です。

まとめ

中小企業診断士試験は非常に難易度が高いものの、取得していると企業でも独立開業でも役立つ資格です。

特に、経営にかかわる仕事に就いている人、将来的に起業を目指している人などには役立ちます。勉強法のメリット・デメリットと自分の適性とを比較して、効率のよい学習方法で合格を目指しましょう!

 

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