気象予報士は、人気がありながらも取得者数が少ない資格です。一般に難易度の高い国家資格で、合格率は過去10年間を見ても4~5%台と低いままです。

そんな気象予報士試験合格を目指す人のために、他の資格と比較して難しいか、勉強時間はどのくらい必要かなどについて紹介します。

気象予報士の難易度、合格率は?

まずは、気象予報士の難易度がどのくらいか、見ていきましょう。なぜそのくらいの難易度になるのか、合格率も合わせて紹介します。

過去10年で最高の合格率が5.8%

人気があるといわれる気象予報士の資格ですが、実は年々受験者数は減少傾向にあります。2018年1月に実施された第49回の試験では、2,788名という受験者数でした。

その合格率は5.8%。過去10年間に渡って4%台だった合格率がやっと5%台になった回ですが、非常に低い合格率ということがわかるでしょう。

受験資格の制限はなし

気象予報士試験には、受験資格の制限がありません。試験は年に2回、8月と1月におこなわれ、誰でも受けることができます。年に2回も受験のチャンスがある国家資格は希少です。

試験回数が多くおこなわれているほど合格率は上がる傾向にあるのですが、気象予報士試験の場合は合格率が低いままです。

複数回に分けて受験することもできるのに合格率が低いのは、相当の難関であると予測できます。

学科免除されると有利

気象予報士試験は、一般学科・専門学科・実技と3種類の試験があります。

複数回に分けて受験する方法で、2回目以降の試験で学科免除されることもできるのですが、それより有利なのが学科試験が全て免除されることです。

当たり前のことですが、一般学科と専門学科、実技試験も全て受ける人よりは学科が免除される人のほうがはるかに合格率が高まります。

両方の学科試験が免除されるのは、既に気象業務の経歴や資格を持っている人です。両方の学科免除は望めなくても、複数回に分けて合格を目指すことで一度の試験での学習範囲を少なくすることができます。

気象予報士は他の資格と比べると難しい?

気象予報士は、他の資格と比較して難しいかどうか気になりますね。合格率や体験者の意見などから、チェックしてみました。

天気検定と気象予報士

気象に関する資格試験といえば、気象予報士の他に天気検定があります。天気検定は、特定非営利活動法人天気検定協会が主催している検定試験です。

誰でも受験可能で、天気についての基礎教養を身につけることが狙いです。

環境意識を高めたり、防災方法を知るためにも役立つ資格ですが、天気スペシャリストとみなされる1級でも気象予報士試験の難易度にはおよびもつかないといいます。天気検定が民間検定なのに対して、気象予報士は国家資格である点も大きな違いです。

難易度は気象予報士がはるかに上

気象予報士の方がはるかに難しいです。

引用:ヤフー知恵袋

天気検定には4級~1級までのレベルがあり、1級ともなれば天気スペシャリストとしての知識があるとみなされます。

お天気キャスターなどにも役立つ資格で、専門職を目指している人にも取っておいて損はないでしょう。

それでも、国家資格である気象予報士に比べれば天気検定は天と地ほどの差があります。試験の難易度も気象予報士が格別に高く専門職の経験がない人で一発合格は奇跡ともいえるほどです。

 

天気検定はもともと、気象予報士の下位資格的な要素を持ち、気象に興味のある人が気軽に受けられるという目的で作られたもののようです。

引用:ヤフー知恵袋

 

気象予報士の合格に必要な勉強時間は?

気象予報士に合格するには、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。実際に勉強した体験者の意見なども、参考にしてみましょう。

長年の実績+半年間の集中勉強

主人は、気象通報を聞いて天気図を書いて、天気予報をたてるのが小学生の頃からの趣味で、知識はかなりあったのですが、それでも仕事をしながらだったので、半年くらい勉強していました。

引用:ヤフー知恵袋

気象予報士の資格は、趣味が高じて取得する人が少なくありません。長年趣味で気象に接していたうえでマニアックな知識を豊富に持っていても、試験前の半年間は集中して勉強したという例です。

半年~1年間を目安とする人が多い

気象予報士試験の難易度は宅建と同じくらい
ガチで勉強すれば半年か一年くらいで取れるものです

引用:ヤフー知恵袋

宅地建物取引士の試験も、難易度が高いことで知られています。その資格と同程度の難易度と解釈する人もいる気象予報士の試験には、集中して半年から1年間の勉強時間を目安とする人が多いようです。

ただし、仕事をしないで半年間みっちり勉強するのと、仕事をしながら1日2~3時間勉強するのとでは力の付き方が多少違ってくるでしょう。

早めに対策を始めたほうが、より万全な対策をできるはずです。

長年勉強しても不合格になる人も

私の友達は大学1年の時から1日平均10時間ほど…5年間勉強しましたが、合格せず断念しました。

引用:ヤフー知恵袋

長年勉強して何度もチャレンジしても、不合格になる人もいるようです。効率の良い学習方法を見つけて、なるべく短期間で対策して合格を目指したほうがいいですね。

試験の傾向がコロコロ変わるという説もあるので、長期間勉強すればいいというものでもありません。

気象予報士の勉強法はなにがある?

気象予報士に合格するにはどんな勉強法があるか、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどについて紹介します。

独学合格はほぼ無理

気象予報士の勉強法の一つが、独学です。受験資格は何もない国家資格だけに、無謀なチャレンジをする人もいます。

もちろん、独学で合格する人も中にはいるでしょうが、口コミを見る限りでは効率の良い独学をしてきた人は少ないようです。

参考書や問題集を黙々と解くのが中心になってくるでしょうが、常に自分のレベルを振り返ってみることは忘れないようにしたほうがよいでしょう。

通信講座

通信講座は、独学に近い学習方法です。費用は独学よりかかりますが、選ぶ講座によってはなるべく安く抑えることも可能です。

また、自分なりのペースで学習の時間配分ができる割にサポートを得られるのも通信講座の魅力の一つ。

疑問点を質問すると回答をもらえたり、添削指導がある通信講座もあります。最近の通信講座は、スマホやタブレットなどに対応しているのも便利です。スキマ時間を利用していつでもどこでも勉強できると、効率よく学習を進められるでしょう。

予備校など通学スタイルが一般的か

予備校は、比較的レベルの高い学習方法といえます。出席している生徒一人一人のレベルに合わせてくれるわけではないので、自分で講義についていく集中力や学力が必要です。

さらに、通信講座以上に費用がかかるのも特徴の一つ。自分では集中力を出せない、もっと高いレベルの学習がしたいという人には向いているかもしれませんが、講義についていけずに合格もできないとなると完全にお金の無駄になってしまいます。

ただ、試験直前対策など、事情に詳しい講師が他ではあまり知られていない情報を流してくれる可能性には期待できます。

まとめ

気象予報士の試験は、非常に難易度が高いことで知られる国家資格です。気象情報を知らせる事業所には必ず1人は配置しなければいけないという法定もあり、役立つ資格でもあります。

できれば短期間で、効率よく勉強して試験に合格できれば何よりです。難易度や合格率も気になりますが、自分に合った学習法を見つけることで試験対策に向かってください。

 

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