レクリエーション介護士は、介護系の中でも取得しやすい資格です。
独学で勉強のスケジュールを計画して不合格になったら、悔やんでも悔やみきれませんね。
失敗しないための勉強法や勉強時間を下調べして、レクリエーション介護士試験の合格を目指しましょう!
独学向けの教材をお探しの方は以下をご覧ください。
レクリエーション介護士におすすめのテキスト、問題集【口コミ付き】
レクリエーション介護士試験で独学合格するために押さえるべきポイントは3つ
まずは、レクリエーション介護士試験に独学で合格するために押さえておきたいポイントを3つ、紹介します。
合格ラインを理解すること
レクリエーション介護士の資格は、1級と2級に分けられています。
2級は受験資格に制限がありませんが、1級に挑戦するには2級資格を取得していなければなりません。
2級試験は、通信でも通学でも指定の講座を修了して自宅試験に合格すれば取得できます。
筆記試験とレクリエーション企画書を提出すればOKです。
筆記試験は、全50問中60点以上得点すれば合格できます。
一方、レクリエーション介護士の1級試験は、協会指定の研修に参加しなければ受験資格を得られません。
さらに、選択制のフォローアップ研修と現場実習を受けると筆記試験を受ける資格を得られるのです。
試験は、筆記と小論文、実技で合計150点満点中60%以上得点できると合格になります。
レクリエーション企画の勉強を優先すべし!
レクリエーション介護士2級の試験は、通信講座を修了するだけでも取得できるほどですから、誰にでも取れるといってもよいでしょう。
しかし、1級試験では研修を受けたうえで筆記試験や実技試験、小論文試験があります。とはいえ、レクリエーション介護士1級試験は150点満点中60%以上を得点すれば合格できます。
全体で合格点を目指せばよいので、得意な分野を伸ばせば合格への可能性が開けてくるでしょう。
ただレクリエーション介護士として活躍するには、レクリエーションをスムーズに実施するスキルも必要ですがレクリエーションを企画する力も求められます。
特に介護の現場ではレクリエーション企画で悩む人が多いことからも、レクリエーションのアイディアを出す方法や情報収集に力を入れておくことをおすすめします。
学習スケジュールの計画を立てること!
通信講座や通学講座、研修制度などで受験へのサポート体制が整っているのが便利なレクリエーション介護士試験。
講座や研修のスケジュールをこなしながら、合間に自習するといったペースで勉強すれば難なく資格取得を目指せます。
2級の資格を持っていなければ、まずは2級取得が目標となりますが、いずれにしても学習スケジュールの計画をはじめに立てましょう。
難易度が低めのレクリエーション介護士試験では、学習スケジュールをきちんと立てて計画通りに勉強すれば資格取得は難しくありません。
レクリエーション介護士の難易度を詳しく知りたい場合は「レクリエーション介護士の難易度や合格率」の記事をご覧ください。
レクリエーション介護士試験で独学合格するためのスケジュール計画の内容
レクリエーション介護士試験に独学合格するためにどのようなスケジュールを計画すればよいか、合格した人がどのくらいの時間勉強したかを目安に見ていきましょう。
レクリエーション介護士試験合格に必要な勉強時間は「20時間」
レクリエーション介護士2級は、指定の通信講座や通学講座を受講したうえで修了試験に合格すれば取得できます。
修了試験も自宅で受験できるので、テキストを見ながらでも大丈夫です。
例えば、レクリエーション介護士の2級通信講座では、12時間ほどで一通りの学習が終了するものがあります。
自主的な学習を含めても、20~30時間程度あればこなせる範囲です。
1級の場合は、複数の研修に参加しなければならないため学習時間ももっと必要になりますが、資格試験の中では圧倒的に少ない学習時間で取得できる資格には違いありません。
1級試験では、小論文や実技の試験も課されます。必須の研修もいくつかあるので、より多くのことを吸収できるような参加を心掛けましょう。
10か月前に勉強を始める場合
あまり勉強時間をとれない場合など、10ヶ月前から受験の準備を始めてもいいかもしれません。1日に勉強する時間も少なくて済みますし、より確実にスキルアップできるはずです。
毎日休みなくテキストに向かうような勉強をする必要もなく、1日おきや休日には休むなどの学習ペースで合格を目指せるでしょう。
ただ、受験まで10ヶ月もあると中だるみしてしまう可能性もあるため、油断しないように計画的に勉強を進めてください。10ヶ月間で1級も2級もどちらも取得してしまうのもいいかもしれません。
半年前から勉強を始める場合
レクリエーション介護士試験に半年前から取り組むのは、ちょうどいいかもしれません。余裕で受験準備ができますし、研修のスケジュール調整に慌てることもないでしょう。
スキマ時間の学習だけでも対応できる力をつけやすいため、より高度なスキルアップができるように勉強しましょう。
レクリエーション介護士2級試験は、指定の講座を修了することで取得できることから、試験日が特に決まっていません。
最終課題に取り組む時間も制限がないため、慎重に時間をかけてもOKです。半年間もあれば、2級を取得してから1級を取得することもできるでしょう。
その際は、1級受験のためのスケジュールをチェックしてから学習スケジュールを立てるようにしてください。
3か月前から勉強を始める場合
通信講座など、3ヶ月ほどの期間で修了するものが多いです。無理のない学習期間ではありますが、人によっては忙しくて勉強時間がとれないということもあるかもしれません。
そんなときは、スマホやタブレットを活用できる講座が便利です。また、3ヶ月前だと一通りの学習をする程度の期間になりやすいのが特徴です。
勉強不足で3ヶ月間を終えてしまったということがないよう、やるべきことをしっかりスケジューリングしてください。
2級でも、万が一課題に不合格となると講座自体を再受講しなければなりません。そうなると余計にお金もかかってしまうため、気を抜かずに勉強することが大切です。
レクリエーション介護士試験に独学合格するために動画・音声教材を有効活用すべし!
レクリエーション介護士試験に独学で合格するためには、スキマ時間を有効に使うのが効果的です。
長時間集中し続けるのは心身共に疲れるうえに効率が悪いため、ちょっとした合間の時間を使った勉強がモノをいうのです。
そんなスキマ時間を使った学習に役立つ、動画・音声教材が優れた通信講座を紹介します。
ユーキャン レクリエーション介護士2級講座
たった2冊のテキストと1枚のDVDで受験勉強ができる通信講座です。
2級対応の講座ですから、添削課題と最終課題を提出すればレクリエーション介護士2級の資格を取得できます。
つまり、自宅のみで資格を取れるわけです。3ヶ月の短期速修も可能ですが、12ヶ月間は指導を受けられるため、余裕を持って勉強できます。
動画視聴やミニテストなど、スマホやタブレットでの学習も可能です。
まとめ
レクリエーション介護士試験の独学合格は、他の資格試験に比べると容易に取得できる資格だといわれています。
ただし、しっかり勉強しておかないと不合格になる恐れもあります。簡単といわれる試験で不合格になるのは、残念ですよね。
通信講座を修了して、取得できる2級を通過すれば、1つめのハードルをクリアして自信が出てくるはずです。そのうえで、1級の取得に向けて学習法を検討してみてはいかがでしょうか。