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衛生管理者に独学合格する勉強法!学習スケジュール計画を最初に決めることが大切!

衛生管理者

衛生管理者は、人気の高い国家資格です。比較的合格率が高い資格ですが、独学では勉強法やスケジュール計画に失敗すると不合格になる恐れもあります。

ここでは、衛生管理者試験に独学で合格するための勉強法や勉強時間などについて紹介していきます。

衛生管理者の独学合格するために押さえるべきポイントは3つ

衛生管理者試験に独学で合格するためには、押さえておきたいポイントが3つあります。早速、チェックしておきましょう。

合格ラインを理解すること

衛生管理者試験は、一種も二種も全体の60%以上の得点かつ科目ごとで40%以上の得点をすれば合格できます。

一種では全部で合計44問が出題され400点満点ですから、240点以上の得点が必要です。二種では全部で合計30問が出題され300点満点ですから、180点以上得点しなければなりません。

なおかつ、科目ごとに出題される40%以上の得点をする必要があります。一種では、関係法令(有害業務・有害業務以外)・労働衛生(有害業務・有害業務以外)・労働生理が出題科目です。

二種では関係法令も労働衛生も有害業務以外のみで、労働生理と合わせて3科目が出題範囲となっています。

科目ごとで40%以上、全体で60%以上の得点をすれば衛生管理者試験では全ての人が合格します。これも50%ほどの高い合格率を誇っている理由の一つです。

一種では有害業務の勉強を優先すべし!

衛生管理者試験では、二種のほうが一種より若干合格率が高くなっています。

二種試験では関係法令も労働衛生も有害業務以外の範囲が出題され、労働生理も合わせてそれぞれ10問中4問以上得点できれば合格です。とはいえ、一種の資格を持っていたほうが仕事の幅が広がるため、一種試験の受験者は二種試験の倍ほどもいます。

一種試験では、関係法令も労働衛生も有害業務と有害業務以外の範囲が出題されます。有害業務では10問中4問以上、有害業務以外では7問中3問以上に正解しなければならず、これに加えて労働生理でも10問中4問以上に正解するのが合格条件です。

二種試験の場合は全科目についてまんべんなく勉強する必要がありますが、一種試験では特に得点しなければならない割合が多い有害業務に力を入れて勉強しておいたほうがよいでしょう。

一種試験でも全科目バランスよく勉強する必要があるものの、全体で60%以上の得点をするためにはどこかで点を稼いでおく必要があります。得意な科目に力を入れてもよいのですが、有害業務や労働生理なら得点しなければならない割合が高いため効率がよいのです。

学習スケジュールの計画を立てること!

スクールに通っている場合は、授業についていけばイコール学習スケジュールになります。しかし、独学では自分で学習スケジュールを計画しなければなりません。

漫然と問題集を解くだけでは、どの科目でどのくらい力がついたのかもわかりにくいでしょう。最初に学習スケジュールを立てておき、定期的に見直しを図りながら勉強すれば、着実にレベルアップしていけるはずです。

スケジュールの立て方のコツは無理しすぎない計画にすること。無理がたたって挫折してしまうようでは意味がありません。

一方で、ゆったり構えすぎた計画も非効率になってしまう可能性があります。適度に自分を追い込みながら、可能なペースで学習できるスケジュールを組みましょう。

衛生管理者の独学合格するためのスケジュール計画の内容

衛生管理者試験に独学で合格するためには、どんなスケジュール計画を立てればよいのか参考にしてみてください。

衛生管理者試験合格に必要な勉強時間は「100時間」

3ヶ月間、通勤電車の中でずっと勉強していましたので、
おそらく100時間ぐらい使っていると思います。
引用:Yahoo知恵袋

衛生管理者試験に合格するために必要な勉強時間は、大体100時間くらいといわれています。スクールや通信講座、実際に勉強して合格した体験者などから出てきた数字です。

このくらいの勉強時間を基準として、自分の学力や勉強ペースに合わせた勉強時間を予定しておくとよいでしょう。

のみこみが悪いという自覚があったり、なかなか集中できないという場合は、少し多めに勉強時間を用意しておいたほうが安心です。直前になって勉強を始めても、100時間くらいあれば合格の可能性が高いと解釈することもできます。

10か月前に勉強を始める場合

10ヶ月前から勉強を始めると精神的にもゆとりを持って準備できます。100時間の基準勉強時間の3倍勉強することも可能ですから、1日1時間勉強をして100時間で一通りの学習を終えたら残った時間を弱点克服にあてたりしてもよいでしょう。

注意しておきたいのは、中だるみにならないようにすることです。仕事をしながら衛生管理者試験の合格を目指すときなどは、このくらいの余裕を持って勉強に取り組めるとスキマ時間の学習だけでも合格できるかもしれません。

半年前から勉強を始める場合

試験までに6ヶ月間の準備期間を確保できる場合は、基準学習時間の2倍弱の時間が作れるわけです。10ヶ月前から勉強を始めるときと同様、繰り返し学習や弱点克服に時間を割くのもおすすめです。

最初から重視しておきたい科目の勉強に時間を割り振るのも一つの方法です。ある程度時間に余裕を持って勉強できると、より高い力をつけられるのは確実です。

3か月前から勉強を始める場合

僕は忙しい時期に受けた。丸一日だけしか勉強出来なかったけど受かった。周りの人に聞くと2時間を3か月勉強したみたい。
引用:Yahoo知恵袋

口コミはあくまでも個人の体験や意見ですから誰にでも適用できるわけではありませんが、例外的にほとんど勉強しないのに合格できたという人もいます。

衛生管理者試験の受験資格には大学や専門学校などで関連課程の教育を十分に受けている人もいます。直前対策としての丸一日の勉強で合格できるという人も中にはいるでしょう。

そんな例外ケースではなく、1日1~2時間を3ヶ月間みっちり勉強して合格している人も少なくありません。直前になって時間が足りないということのないよう、スケジュールを立てて1日の勉強時間を決めることをおすすめします。

衛生管理者に独学合格するために動画・音声教材を有効活用すべし!

衛生管理者試験に独学で合格するためには、テキストの参考書や問題集だけでなく動画や音声教材を活用するのが効率的です。スキマ時間を利用して勉強できる動画や音声教材のある通信講座について、紹介します。

SAT株式会社 第一種・第二種衛生管理者合格講座

年間2,500人もの合格者を輩出している衛生管理者の通信講座です。わずか20時間の学習で合格を目指せる内容になっており、最短で2日の勉強でも修了できます。

教材はテキスト4冊と過去問題集、講義DVDが6枚という構成です。テキストはカラー印刷、講義DVDはスタジオ収録でわかりやすく学べるようになっています。

テキストが薄いのも特徴で大丈夫なのかと不安になるほどですが、それだけ内容が厳選されている証拠です。1年に2回以上の改訂があり、いつでも最新の傾向が反映されているのが頼りになります。

さらに30日間返金保証制度があり、実際に教材を見てから自分に合うかどうかを判断できるのもメリットです。e-ラーニングができるようになっており、スマホでの学習もできます。

株式会社ウェルネット 衛生管理者試験対策講座

勉強の進め方を教えてくれるスタディガイドや出題傾向分析表が付いてくるのが特徴で、効率よく学習できます。

テキストはたった1冊、標準学習期間は30日間ですから直前対策として取り組むにも便利です。精選問題集2冊や理解度テストが付いてくることから、テキスト内容をバッチリ頭に入れておけば問題集を繰り返し解くことでかなり力を付けられるでしょう。

講義動画は、DVD4枚分に収められています。スマートフォンには対応していないもののPCやタブレットに動画を取り込んで視聴することはできます。

LEC 第一種衛生管理者受験用通信講座

LECでは市販のテキストを使って勉強するのが特徴です。分野別の過去問題集や合格レジュメが付いてきますから、テキストで要点を丸暗記して問題集に集中的に取り組む勉強法もおすすめです。

学習標準期間は1ヶ月間ですから直前対策としても使えます。

講義DVDは16時間分付いてきます。スマホでの視聴も可能でスキマ時間に過去問ドリルを解くのも可能です。効率よく時間を使って勉強するには、おすすめの通信講座です。

まとめ

衛生管理者試験の合格を独学で目指す場合、通信講座を活用するとスケジュール計画や時間の使い方で良い対策ができます。

高い合格率の試験ですが2人に1人は不合格になっていることも考慮して、効率よく着実にレベルアップできる勉強法を選んでくださいね。

 

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